親の介護を続けるべきでしょうか。

55歳の主婦です。
今８６歳の介護度５の寝たきりの父を1年7ヶ月遠距離介護で看ています。
最近は心身のエネルギーも枯渇し、体調も崩し気味です。
なんでも自分の思う通りにする母との同居生活にも疲れてしまいました。

今はヘルパーさんの協力で胃ろうを選択した父を在宅で看ていますが、
その前は私が提案するサービスはほとんど受け入れず、
ほとんど私一人で介護していたため、父を動かすことができず、
それが原因で父は寝たきりになってしまったと思います。

主人は毎週車で遠距離を移動してくれていますが、
ここにきて夫婦ともども疲労が蓄積しこのままでは、自分の家庭にズレが生じそうです。

私も家庭を大切にしたいのですが、目先の父の介護しか頭にない母には到底分かってもらえません。

もう限界、とはなしても、もっと心を強く持ちなさい、とか実家の隣に住む妹も、「もっと大変な介護を安定剤を飲みながらしている人だっているのよ」と言われると、
自分はわがままなのかと思えてしまいます。

両親には愛情を感じていますが、でも、もうわたしの心は限界、と叫んでいます。

仕事をしている妹にもこれ以上の負担を任せるのは罪悪感をもってしまいます。

母は父をショートステイなどに預ける事はしないでしょう。
私は頑張ってこれから何年続くか分からないこの生活を、
自分と折り合いをつけていくべきなのでしょうか。
鑑定をお願い致します。

今後は話し相手になるのが望ましいです。

のこ様、鑑定させて頂きます。

のこ様は、心が限界とのことですが、では体はどうでしょう。
体調を崩し気味とありますが、限界ではなさそうです。
では、このままいけばどうなるのでしょうか。
体も限界になります。
理想としては、そうなる前に強い意思で、これ以上は出来ないと言い切ることです。
お母様はお父様をショートステイなどに預けることはしないだろうとのことですが、それは、のこ様に対して我を張ればのこ様が手助けしてくれるという楽観があるためです。

どんなに頼まれても出来ないと言い切ることです。
相手は自分がいかに大変かを訴えると思います。そしてのこ様を非情だと言うかもしれません。
それに対して一切の言い訳をせず、ごめんなさい、私も色々と努力をしたけれどもう限界です、と言うようにして下さい。
謝罪と、どのような努力をしたかを伝えて下さい。
のこ様の家庭がどれほど犠牲になっているか、お母様も妹さんも理解しておられない様子です。
気持ちを切り替えるだけで出来ることだ、嫌だという気持ちを捨てきれていないだけで、実際に時間と体力がないわけではない、ご主人の協力も得られている、と思われています。
このままですと益々体力を消耗し、病院通いが増えて益々時間がなくなり、休む暇もなく悪循環です。
そうなってしまうと親や妹を憎む気持ちが出てきます。

のこ様が介護を止めれば、行政などの介護サービスを受けるしかなくなります。
まずは介護を止める宣言をして、しばらくしてから介護サービスの機関に連絡をして、様子を見に行ってもらうようにして下さい。
のこ様がお母様に介護サービスの提案をしても拒否されますので、のこ様が介護サービスの手配をして下さい。
まずは様子を見てもらうだけでも構いません。
そうして第三者を入れることで、お母様は第三者には直接文句も言いづらく、また、のこ様は第三者と相談が出来ます。
他人が介入することによって、妹さんもこれまでの介護がいかに大変であってかを改めて知るようになります。
身内に対しては厳しい目で見るため、このくらい出来てあたりまえと思い、他人に対しては恐縮した気持ちがあるため、こんなことまでしてもらわねばならず大変だと思うことになります。
そのため、始めはのこ様への風当たりが強くても、次第にこれまでの苦労が理解されるようになります。

その後ののこ様の役割は、親の話し相手になることです。
それだけでも精神的には決して楽なことではありません。多くの愚痴を聞かされることになります。
電話であれば週に1回程度、直接行くのであれば月に1回程度で構いません。
親を嫌いにならない距離感が大切です。
そしてのこ様ご自身のお体を大切にして下さい。

参考になれば幸いです。

幸枝 占い師

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