とおりゃんせと幽霊について

どうしても、調べたい事があり悩んでいます。
子どもの頃とおりゃんせをして霊がみえたとみんなが言うので、本当かなと思います。ツノがある。鬼だ。神様だ。髪が長い、カッコいい白いお化けがいるでした。このことが、本当か分かりませんでもそれから、声が聞こえたり。女の人の幽霊を見ました、着物きた人です。

だから、誰か教えて下さい、よろしくお願いします！！

とおりゃんせと幽霊について

とおりゃんせさん、こんにちは。
私は稲川純二さん・山口敏太郎さんらといっしょに「怪談グランプリ2010」というテレビ番組の審査員を務めさせていただきました、霊感風水師あーりんと申します。

結果から申し上げますと、「とおりゃんせをしたから霊が見えた」のではなく、「とおりゃんせをして霊が見えたとみんなが言うので、自分も見ようとして“無意識に霊を見る態勢を取った”ので、見えた」というのが実情だと思われます。

すべての子供に霊が見えるわけではありませんが、子供は大人に比べると霊を見る事が多いです。赤ちゃんに近い年齢ほど前世を覚えていたり神や霊、妖怪をみたりすることがあり、小学校低学年までのお子さんが「おばけが見えると言って困る」というご相談も多いです。
生まれてから思春期頃までが霊を見やすいピークとなり、成長するにつれ現世の物ばかりに意識や視線がいくようになりますので霊的なものを見る視力は退化していきます。

また、通常では見えにくい幽霊を見るにはいささか焦点をあわせるコツがあります。
私は仕事がら意識的に霊が見えやすくなる態勢をとりますが、とおりゃんせをして霊を見た、という子供は無意識にその態勢をとっているのだと思います。
霊を見るコツというのは霊視のスイッチのオンとオフみたいな事だと思ってください。
普段はなにげなく目に映って無意識に見ている近所の景色でも、「○○が見えるよ」とアドバイスされれば目を凝らして一生懸命、意識してそれを見ようとするのと同じで、成長するにつれ見えにくくなっていく幽霊が「とおりゃんせをすると霊が見える」と友達に言われたことによって「幽霊を見ようと意識して、無意識に見えやすい態勢をとる（スイッチを入れた）」から見えたのでしょう。
幼児の頃には自然に見ていたのでしょうから、カンを取り戻すにはそう難しいことではないと思います。
中には、本当は見えていないけれど自分だけ見えていないのはかっこ悪いので、みんなに口裏を合わせているだけの子供もいないとは言えませんが。

「とおりゃんせ」や「かごめかごめ」などの童謡は1980年代に「童謡やアニメに関する怖い都市伝説」として本来の歌の意味を歪曲させた怖い解釈が人気ラジオ番組などを通じて広まり、大ブームとなりました。
とおりゃんせも冥界へ行く門（関所）に関する歌だ、とかいう都市伝説があり、「かごめかごめで振り返ると霊が見える」といううわさもありましたので、その派生で「とおりゃんせをすると霊が見える」といううわさが広まったのでしょう。

霊感風水師あーりん 占い師

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