安喜良占い師のつぶやき

そんなお二人のご相性は、彼の壬申&壬子チームとIさんの丁亥とは妬合（争合）なので絆の深さが伺える一方で、Iさんに心惹かれる彼のお気持ちの方が大きくなり過ぎると、つい素直になれずに突発的な発言や行動に出てしまうかも。また彼の庚申とIさんの甲寅は天戦地天冲でもある為、お互いの立場やスタンスの違いで誤解も生じやすい事からお互いの「想い」や「考え」を丁寧な言葉で伝え合う事が相互理解を深める鍵となるでしょう

I様、ご利用有難うございます。既読スルーばかりで返信をくれない彼（泣）彼の命式は壬申・壬子・庚申で、弱音を吐かず、面倒見も良いリーダー気質ですが、迷いや困難な場面でも自力で解決しようとするので引き籠る時もあるよね。Iさんの方は甲寅・戊辰・丁亥で、愛する人の為なら命懸けで尽くせるはず。但しパートナーを見誤れば、心の空白をお相手の面倒を見る事で埋め合わそうとするので、感情に流されていないか確認もしてね

そこで、改めて彼のネイタルチャートを拝見すると、太陽と冥王星が蠍座22度（鴨を狙うハンター）で重なっている為、秘密裏に準備を整えながら時流が巡るまで辛抱強く待てる方だと分かります。そんな彼の太陽と冥王星がトランジットの木星とトラインを形成する2026年3月17日に、プログレスの太陽も射手座26度（旗手）に動くと、巡らせていた思案が揺るぎ無い意思に切り替わり、Qさんを迎える為の策を実行に移すでしょう

但し「隠者」の対応星座は高みに昇った者しか理解出来ない乙女座、また「９の数字は、精神的な世界や、抽象的な理念、応用性等を意味しており（中略）具体的な場の中に入ると、失われてしまう資質です。松村 潔著/大アルカナで展開するタロットリーリング」従って、今は社会通念に外れていると非難されても対応出来ない脆弱性を孕むので沈黙を守っていますが、彼の本音はQさんと結ばれる為の経緯の一環として帰郷したのです

そこで、Ｑさんに対する彼の考えをタロットに尋ねてみると「隠者 ９番」が出て来ました。「このカードはしばしは避ける事の出来ない危機、直面し受け入れていかなければならない深い変化を象徴する。アレハンドロ・ホドロフスキー著/タロットの宇宙」即ち、彼が難しい課題と向き合う姿を映し出しているのですが、対応する生命の樹のパスがケセドとティファレトを繋いでる為、既にこの苦難を乗り越える兆しが現れている頃でしょう

次にQさんのネイタルチャートを見ると、日常を顧みずに仕事へ打ち込むお姿が伺える太陽と冥王星は双子座5度の月とオポジションです。そんな殺伐とした生活を送っていたＱさんの月に彼の天秤座5度の金星はトラインで癒しを与えてくれると共に、Qさんの火星ともセクシャルに重なり合い、潤いを齎してくれました。然し、突如として現れたトランジットの冥王星が彼の水瓶座5度と重なると、やむなく帰郷するしかなかったのでしょう

Q様、ご利用有難うございます。奥様の元に帰った彼（泣）彼の命式は辛未・己亥・丁亥の互換冲殺で、この度の帰郷がウマが合わない親御さんの説得に応じたものであるのなら、再び家庭をやり直す覚悟があるのかもしれません。一方のQさんは戊寅・癸亥・甲申で、選択の幅を狭める事でスピーディに目標を達成する集中力を持ち合わせていますが、今回だけは広い視野と心に余裕を持って対処なければ、無意識に彼を追い詰めてしまうかも

次に、トート版タロット「調整（8番）」では、均衡の柱に鎮座する真実の女神マアトが、峻厳の柱に位置するホドの秤と慈悲の柱に位置するネツァクの秤の狭間から、剣先をマルクトへと向ける事で、我欲を超えた、ひとり一人の内なる神の意志に従う行動で秩序が生み出される様を象徴的に描かれているかのようです。タイトルを「調整」に改めたのも、固定化した美徳に囚われず、自主的に愛ある行動を委ねているからでは無いでしょうか

因みに、ライダーウェイト版タロット「正義（11番）」では、峻厳の柱に位置するゲブラー（剣）と均衡の柱に位置するティファレッド（秤）を繋ぐパスを、権力者の権威によって厳しく管理された環境や秩序でも庶民の前向きな受け取り方によって均衡を保っていく様（認知的不協和）を象徴的に表現しているかのように描かれていますが、11番を司るハウスが「現象や現状に囚われない視野を持つ」水瓶座である所に何か含みがありそう

更に「正義」の対応惑星は金星で、与えられた環境下でも最大限に楽しもうとする「牡牛座」と、双方がWIN-WINの関係を目指す「天秤座」の気質を併せ持っています。従って環境の変化や主従関係の転覆を図る事で互いを傷付け合うよりも、友好を結び、対等に喜びを共有できる関係を築く事で折り合いをつけようとするのです。それを実現させる為には状況を客観視する冷静さだけでなく、相手の気持ちを汲める優しさも必要なのです

また「正義」を擬人化したユースティティア（テミス）女神像は裁判所の前で情動に振り回されずに公平に裁かれる大切さを目隠しをする姿で訴え掛けていますが、カードに描かれている女神は目隠しをしていません。この事を大澤 義孝氏は『これは「正義の女神」ではなく「正義の人間」だ（中略）同じ人間として互いの妥協点や落とし所を探る立ち位置になっている（古典マルセイユ版から読み解くタロットの謎より）」と解釈しています

この状況を漫画「ドラえもん」に例えて解説しますと、腕っぷしの強い「ジャイアン」を頂点とするヒエラルキーで社会が築かれているという事になるのですが、そこに気づいた「スネ夫」は「ジャイアン」と闘わない代わりに、知恵や媚びを売る事により、その庇護の下で横柄な態度を周囲に取る事が出来るようになります。こうして互いに利益を共有し合う仲となった二人の秤は均衡に調整され、かけがえのない友情へと発展してゆくのです

Ｐ様、ご質問有難うございます。マルセイユ版タロットカード「正義（8番）」に愛や情は無い？ルドルフ・フォン・イェーリングが「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力（権利のための闘争より）」と語る程、この社会を客感的に眺めれば、権力者（剣）が優遇される不均等な法やルールの下で（左の秤を膝で押し上げ、右の秤は肘で下げている）成り立っているのに、批判者は国家の権威に掛けて平和維持を理由に断罪される様が垣間見れます

そんな、女教皇の対応星座の蟹座のルーラである月は地球の周囲を回る衛星に過ぎないので、神の試練（峻厳の柱）と祝福(慈悲の柱）を水が高い所から低い所へ流れ落ちるように、人間は分別なく（均衡の柱）受け取るしか出来ない事を（ザクロ）示唆します。従って巡り合ってから未だ間もないお二人のように、期待と不安で胸を躍らせながらも今は自己主張を抑えて、相手の本質を冷静に見極めようとする姿を象徴するカードだと言えます

A様、ご質問有難うございます。タロットカード「女教皇（2番）」はプラトニック・ラブを意味するの？大澤 義孝著の古典マルセイユ版から読み解くタロットの謎から抜粋すると、ユークリッド幾何学で「1」を点として表すならば、次の「2」は点が二つある事で浮かび上がる線として、およそ想像出来ても実際に描けないように、かつて女教皇が実在した歴史はございません。然し、人は見えない所にこそ神秘性と情熱を傾けるものです

次にお二人のホロスコープを拝見すると、彼の双子座の金星の要求にOさんの太陽はコンジャクションで応えてますが、それに満足出来ない彼の射手座の冥王星が更にオポジションでOさんの太陽を束縛してます。一方、Oさんの天秤座の冥王星も自身の火星の要望を満たす為に、彼の蟹座の太陽の運命をスクエアで強引に変えています。相思相愛のご縁も〝足るを知る〟を無くせば、遊心や余裕を失い、生きづらさを抱くのではないでしょうか

O様、ご利用有難うございます。家出を繰り返す彼（泣）彼の命式は癸未、戊午、乙亥（日座冲殺）で、家に閉じ籠るような生活では家庭不和を招く程、気分にムラが生じるので外に逃げ場を求めていたようですが、このままではOさんが可哀想。そんなOさんの方も月令を得てる甲子、庚午、丙子（天元禄格）の身弱で、彼の言動に神経質になっているご様子。双方共に〝動かざる事、山の如く〟の姿勢で振る舞う事が改善の鍵を握るでしょう

因みに、Yさんの月と冥王星は蠍座5度「大きな岩場の海岸」で、かつて支配的で過干渉な教育環境の元で育ったせいか、これまでのYさんも圧を加えて人に接していた事に気がつく挫折を経験しますが、これを契機にひとの人格や考え方は容易に変えられない現実を受け入れると、その人をたらしめている発言や行動の背景を探り当てる為の“ヒアリング力”を武器に、今では周囲も喜んで働けるような環境を提供出来るようになれたはずです

一方で月は他の個人天体の要求に反して０〜７歳までの経験で発達した情念や本能の象徴としてインナーチャイルドに例えられるように、理性で抑えてもコントロールが難しい事から、松村 潔氏も「月は惑星よりも一つ下の次元にあるので拒否権はありません（アスペクト解釈辞典より抜粋）」と語るくらいに脆弱ですが、地球都合に迎合しない危険な（高次元の）惑星に意思を奪われ（守られ）た月は頑強で他の天体に影響しなくなるのです

例えば、シーナ・アイエンガー教授が「あなたは自分らしさを発揮して選んだつもりでも、実は他者の選択に大きく影響されている。かといってその他大勢から離れても突飛では無い選択をやはり人は追う（選択の科学より抜粋）」と語るように、月や太陽等の個人天体では太刀打ち出来無い程、私達は集合的無意識（あるいは集団意識）を象徴するトランスサタニアンからの影響（あるいは共鳴）を知らず知らずに受けてしまっているのです

Y様、再度のご質問有難うございます。どうして冥王星とコンジャクションしている月が無敵だと言われているの？結論からお伝えすると、トランスサタニアン（土星より外側を公転する惑星で、同じ星座宮に長く滞在する為、世代が背負う課題や人類全体における集合的無意識を表す天体）の中でも、とりわけ地球都合の常識や秩序、道徳の範疇に収まらない冥王星に操られた月が、他の惑星の抵抗にも怯まずに、際限なく意思を貫くからです

するとYさんは自らを限界まで感情を追い込みながら蠍座5度の冥王星とコンジャンクションしている無敵の月から牡羊座1度のASCにライジングしている火星にクインカンクスで喝を入れるはず！従って今回も乙女座23度の太陽を虐めているトランジットの土星＆海王星ペアを駆逐しようと自己研磨に励む内に潜在能力が覚醒すると太陽が自信を取り戻すので、トランジットの木星から幸運を引き寄せるくらいに復活を遂げられると思うよ

次にYさんのネイタルチャートも拝見しますと、乙女座23度の太陽が射手座27度の天王星と土星からスクエアで刺されてますね。ここからお父様との確執や権威的なものに対する反発が今のご活躍を支えていらっしゃる事が垣間見れます。そんなYさんの太陽に、現在、逆行したトランジットの魚座28度の土星と海王星からオポジシンで小突かれると、これまでの威光に陰りが差し、確かに何らかのスランプに陥っているご様子が伺えます

Y様、ご利用有難うございます。空亡でも無いのに仕事運に見放させているような。。（泣）Yさんは戊辰、辛酉、癸酉、辛酉で、戌亥空亡です。更に年柱と月柱が辰酉合化金（流派による）と成り、土金、金金、水金、金金で印星（金）が偏ったお生まれなだけに、忌神にあたる9月に入るとそのように思われても仕方が無いのかも。でもね、Yさんにとって接客業（用神）は天職なので、スキルとキャリアでツキを呼び込めるから安心してね

でも、西洋星占術の世界観では土星の環境下（地球）で太陽（魂）の目的さえ達成していれば、人生の９割が成功しているという概念なので、金星がどんな恋をしても“こちらの太陽に他の惑星が携わらない限りは“Lさんの魂に大きな痛手を被る事は無いでしょう。但し土星の意向（伝統や秩序）に反旗を翻す冥王星に金星が関与する恋をする事は地球の因果応報によってトラブルに発展する場合もあるので、リスクヘッジは常にしておいてね

L様、ご質問有難うございます。ネイチャルチャートの冥王星と金星がスクエアである人は不倫をするの？（泣）例えばLさんの気質に、恋人といつも一緒の時間を過ごしたい（蠍座）と思う一方で、ベタベタした付き合いは苦手な（水瓶座）一面も覗かせている矛盾を抱えているとしたら、まるで猫のように甘えたい時と干渉して欲しくない時の落差が激しくなるので、確かに無意識でそのような恋を選んでしまう傾向があるのかもしれません

然し、天剋地冲は互いの人生観を変えてくれる補完関係でもある為（気づけば、双方共に痛い所を指摘し合い、つい議論や喧嘩に発展する程）親密で深い話しが出来る仲なのです。それだけに一緒に過ごす時間が多くなれば、疲れてしまうかもしれません。そんな時はお二人の月柱同士が丁卯の律音の関係である事を思い出し（双方の価値観が似ているので）話題を共通の趣味や嗜好に視線を移すだけで、仲直りが出来る事を信じ、愛を育んでね

次にNさんの命式を拝見すると、甲戌（日座冲殺）、丁卯（生月冲殺）、甲辰（日居冲殺）で、思慮深くて真面目な性格なのに組織における上下関係は苦手な方かも。一方の彼は己亥（異常干支）、丁卯（生月冲殺）、庚戌。強い意志で道を切り開くカリスマ性が高い生まれなので、仇にまわると他人と衝突する所も。そんなお二人の日柱同士は天剋地冲の関係から、ここでも双方の意見が対立すれば、互いに後に引けずに拗れてしまうでしょう

このままでは、彼にとって都合が良い関係で言いくるめられているみたいでNさんがモヤモヤするので、そんな時は彼との確執を一旦、脇に置き、Nさんの蠍座28度の冥王星を覚醒させる事で魚座29度の太陽をトライで動かすと、これまで棚上げにしてた別次元の事を遂行したくなります。するとその様子をトラインで見ていた彼の射手座3度の木星は、改めてNさんの潜在的な能力や才能に魅力を感じて敬意を払った接し方をするでしょう

従って、劣勢に立たされた彼の射手座7度の月は本来の目的から闘いに勝つ事に移ると、牡羊座8度の太陽と獅子座13度の天王星も味方にグランドトラインを形成してNさんの双子座13度の月を討ち砕きます。でも彼の蠍座8度の海王星がさすがにやり過ぎたと反省し、オポジションで牡牛座10度の金星を促すとNさんの魚座13度の火星へセクシャルな関係で融合を図り、それを受理する形で関係を保っていたのしょう。然し...

N様、ご利用有難うございます。いつも彼の言葉で傷つけられる（泣）彼のホロスコープから拝見すると自称..道徳心溢れる乙女座3度の冥王星がスクエアで射手座7度の月の意思を占拠しています。一方、Nさんの蠍座15度の木星の支えで怖いもの知らずになった魚座13度の火星からスクエアの刺激を受けた激情的な双子座13度の月は、彼の月をオポジションで応戦すると互いに後に引けず、パワーゲームで勝敗をつけようとするかも

次にYさんの命式を拝見しますと、庚午、甲申、壬申、丁未で印星が過大の身強なので本来なら研究職や職人のように本人の努力と忍耐でスキルを積み上げていくような職業がお好みだったはず。所がYさんの大運が辛巳に切り替わると南方方合の成立により、用神の財星が覚醒し、他人と関わる仕事にばかりご縁が広がりそう。そんな時は開運に繋がるキーパーソンが必ず周囲のスタッフの中に紛れているはずなので、怖がらずに甘えてごらん

でもね、インターセプトの月を司る８ハウスの蟹座のカプスに位置する獅子座3度の木星は、１ハウスの射手座のカプスから支えられていると共に、ここに存在する山羊座6度の天王星とクインカンクスである一方で、元凶の双子座2度の火星とはセクスタイルの関係でもあるので、理想通りに動いてくれないお相手を拒絶するよりも、好奇心を持ってそこから何かを学ばせてもらうという謙虚な姿勢を持つ方が、Yさん自身も救われると思うよ

然し、2ハウスの水瓶座でもインターセプトされた魚座2度の月と8ハウスに位置する獅子座28度の金星とはアウトオブサインでオポジションの関係であり、更に個々の惑星が双子座2度の火星ともスクエアを形成している事から、美意識が高いYさんの理想に反して周囲の和を見出すような個性的な人物が現れてしまいますと、たちまち過去のトラウマがフラッシュバックされ、自己保身から些細な事でも感情的になってしまう時もあるかも

Y様、ご利用有難うございます。どこで働いても人間関係を苦に辞めてしまう（泣）Yさんのネイチャルチャートを拝見しますと、８ハウスでインターセプトされている獅子座のルーラーの太陽が９ハウスの乙女座12度と１ハウスの山羊座18度の土星がトラインであり、更に11ハウスの蠍座15度の冥王星とはセクスタイルの関係でもあるので、自他共に認める程の生真面目な性格ですから、これまで会社の為に懸命に働いて来られたはず

四柱推命は互いの運命を戦略的に変える為に作られたので、この場合の「冲」とは恋敵を意中の人から引き離したり、動乱を企てる目的として日取り等によって状況を操作します。一方、西洋占星術は与えられた運命に葛藤を抱えつつも、成長や相互理解を促す為に人間の心理を知る目的で作られた占術なので、例えば「オポジション」の関係性の人や恋敵でさえも対話による調和を目指します。つまり占術によって解釈と活用方法が違うのです

K様、ご質問有難うございます。四柱推命では、午月「焦土」と子月「厳寒」のお生まれの方とのご相性は「冲」と呼ばれる程、決して相容れない関係性だとお聞きました。然し、この季節をそのまま西洋占星術に当てはめてみますと、双子座「熱＋湿」と射手座「熱＋乾」にあたるので、双方は真逆な資質を持ち合わせていても「オポジション」という補完関係でもありますよね？このような場合、どちらの解釈を採用するべきでしょうか？

この状況を西洋占星術で確認すると、現在、魚座を航行するトランジットの土星がYさんの乙女座28度の水星とオポジションの関係を持つ事で、これまで曖昧にしていた問題にメスを入れざる得ない場面に遭遇する度に周囲からの反発を受けてしまいますが、この土星も2026年2月15日に離れると、次に蟹座を航行する木星とセクスタイルの関係で結ばれて、Yさんの誠実なお人柄が見直されると共に、良き仲間が集まって来るでしょう

Y様、ご利用有難うございます。周囲からワンマンだと苦言を刺されてしまう（泣）Yさんの命式を拝見すると辛酉、丙申、壬午で、他人様のお気持ちを手に取るように汲み取れる繊細なハートを持っていらしゃるのに、皆の為に言いたくない事を言わざるを得ない立場である故に、孤独感で苦しんでいるご様子が伺えます。でもね、そのお姿こそが誠のリーダーなのです（「to be nice」「to be cooI」森岡 毅氏より）

次に西洋占星術を用いて彼の山羊座6度の金星を確認すると、Hさんの牡牛座9度の太陽（確実にキャリアを積み重ねる生真面目さと周囲への配慮も怠らない優しい人柄）に心惹かれながらも、一方で彼の水瓶座21度が個人的な欲求を抑えて社会に貢献する事を美徳だと思わせる行動を取るので、Hさんのお心は常にモヤモヤ感が付き纏うかも？そんな時はHさんのエロい双子座21度の金星トークで彼の牡羊座23度の火星に火をつけてみて

A様、ご利用有難うございます。その気になった途端に冷たくなった既婚の彼（泣）牡羊座11度の我儘な金星に動かされた彼の月は少女のような純粋な感性を持つ乙女座16度のAさんの金星と重なる事で心惹かれると射手座17度の火星がセクシャルな関係を持ち出します。然し真面目なAさんの天秤座15度の冥王星は彼の司令塔（金星）に違う付き合い方を提案するとプライドを傷つけられた彼は当初の勢いを失ってしまったようですね

S様、ご利用有難うございます。二人の相性をネイチャルチャートで占って欲しい。。人の気持ちでさえも一部の情報として捉え、外交的に広く浅く立ち回っていたSさんの風のグランドトライン(双子座28度の月、天秤座29度の土星、水瓶座29度の海王星)が、彼の蠍座3度の太陽とアウトオブサインでアスペクトを形成すると言葉に出来ない互いの気持ちを分かち合う愉悦を覚え、喜びも哀しみも享受し合える深い仲になれるでしょう

また、お二人の年柱と月柱の関係性も納音という極めて珍しい出会いだけで止まらず、こちらのご縁で結ばれたカップルは互いの職場環境や社会的な立場に変化を齎されると共にこれまで眠っていた能力をドラマチックに引き出してくれる貴重なお相手でもある為、出来ればこの彼の過ちに片目をつむりながらも冗談ぽく「ねぇ、いつから○日がカレンダーから消えたの？（笑）」と聞いてみて。きっと彼はHさんの思いに応えてくれるはずだよ

H様、ご利用有難うございます。お誕生日をスルーされたなんて…とても悲しいですね（泣）彼の命式を拝見すると月柱と日柱に納音を持つ庚申・戊子・戊午ですから、Hさんを誰よりも愛しているはずなのに他の事にも目移りしやすい為につい。。一方、Hさんは辛亥・庚寅・己卯で、好き嫌いがはっきりしていて敵も味方も作りやすいのかもしれませんが、好きな人には一途で尽くすだけに、彼の行動が謎過ぎて分からないのかもしれません

また、この地支が「支合」でありながら、天干も相剋であるにも関わらず干合する（但し条件によって「合化」「倍化」「合去」「妬合（争合）」する）結び付きを「天地徳合（通称「夫婦有情の形」）と呼び、Ｌさん達のように一目置かれるカップルが存在します。これは異質な価値観を持つお相手同士の出会いによって双方が心惹かれる良縁を示唆するのですが、気が合うだけに何も話さなくても分かり合えると錯覚しやすいので注意してね

次にルーラーとアスペクトの関係も考察すると山羊座＆水瓶座、蟹座＆獅子座はセミセクスタイル（30度）、射手座＆魚座、双子座＆乙女座はスクエア（90度）、牡羊座＆蠍座、牡牛座＆天秤座がクインカンクス（150度）といったように全てがハードアスペクトのペアです。然しこれらをそのまま東洋の命占に重ね合わせると固い結束と良縁を示す「支合」にあたる事から、ハードアスペクト＝相性が悪いとは必ずしも言えないでしょう

例えば牡羊座のLさんのルーラーの火星を獅子座の太陽と射手座の木星がトラインで支えてますが、これらの惑星をセクスタイルで支援する金星は牡羊座にとってはオポジションにあたります。更にこの金星をトラインで支えているのが双子座の水星と水瓶座の土星ですが、土星は牡羊座のスクエアにあたる山羊座のルーラーでもあるのです。つまり二人の絆を深める為に互いに欠けている所をスクエアで気づかせ、補ってくれるのが彼なのです

でも、果たしてそうでしょうか？そもそも西洋占星術とは数字に意味を見出した数秘術のように幾何学な形に意味を付与した命占です。ホロスコープという社会（世界観）の中では、お互いの惑星同士が支え合ったり、時には反発や離反しながら揉まれつつも、そうやって一つの円を形成しているのです。このような視点で眺めると、例えスクエアを形成する関係性であったとしても、Lさんにとってはかけがえのない人だと思えて来ませんか？

L様、ご質問有難うございます。スクエア（90度）の関係は相性が悪いの？火（牡羊座、獅子座、射手座）と風（天秤座、水瓶座、双子座）の星座は外交的で広く浅い関係性を求めやすい一方で、水（蟹座、蠍座、魚座）と土（山羊座、牡牛座、乙女座）は内向的で深く親密な関係を求める傾向があります。従ってスクエアは外交的と内向的な人との組み合わせなので、互いがご自分の価値観を押し付けてしまって壊れると言われていますよね

次にお二人のホロスコープを拝見すると、彼の「掴みづらい人の気持ちを目に見える範囲内で答えを当て嵌めようとする」乙女座12度の月にトランジットの土星がオポジションで入って以来、職場の人間関係が悪化し、Jさんに対しても無意識で当たってしまう様子が伺えます。そんな時はJさんの蠍座7度に位置する金星と月の合を使いながら、彼の発言や仕草から深層を言語化してあげると緊張感が緩和され、明るい家庭を取り戻せますよ