あなたを苦しめるのは母親からの呪いの言葉【40代から見直す自分の人生】
エキサイト電話占いで増加の傾向にある、40代女性の「自分がわからない」という悩み。漠然とした相談のように思えますが、しっかり見つめ直すとその根本は母娘関係が原因していることが多いのだとか。
チャネリング能力で大人気の占い師、桃竺先生に詳しく伺ってみました。母娘関係をスピリチュアルな観点から紐解く、必見の内容です。
このコラムを書いた占い師
この記事でご紹介した先生に、
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自分がわからない40代女性が増えている?
鑑定のご相談件数から推測して7~8年くらい前から徐々にこの悩みを抱える女性は増えていると感じています。
今の40代が20歳前後の頃って"自分探し"は人生のテーマみたいになっていましたよね。20歳前後で自我の確立、要するに自意識と魂の結びつきがしっかりできているひとは、自分・他者の存在を自覚できています。
それは、自分の考えと他者の考えが別々に独立して存在しているということが確認済みということ。文字にするとあたりまえすぎて陳腐に思えますが、何らかの事情で自意識と魂の結びつきが弱い場合、他者の考えかたが自意識を脅かしてしまうのです。
そうなると自分の意志というのが行方不明になってしまいますよね。私はそれを"魂の迷子”と呼んでいます。迷子状態のモヤモヤとした感覚を抱えている方が現在40歳前後の女性に多いな、と感じているのです。
いい子だった女性達は魂の迷子になりやすい
どういう女性に多いかというと、いわゆるいい子だった女性達ですね。40歳前後で、礼儀正しく、言葉も選んで会話できるし、お勉強もできる。
人当たりも良く常識は充分わきまえているので社会で問題など起こすわけもない。家族とも仲が良いし、なにより気遣い・気配りのできる、傍目には素敵な女性達に見えます。
そんな素敵な女性が「私ってなんなんでしょうか?」「なんのために生きているのかわからない」「私って本当に存在しているのですか?」と聞いてきます。友人に話しても、持って行き場のない思いだからこそますます迷子になってしまうのですね。他人から理解されない悩みというのは辛いものです。
現代の20~30代と50代以上
今の20~30代は、生まれた時から不景気ということもあり、現実的で冷静な傾向があるように感じます。反対に、今の50代以上は競争社会を経験してきましたから、エネルギッシュな傾向が。そう考えると、今の40代はその価値観の狭間ということもあり、ちょうど“自分探し世代”といえるのかもしれません。
女性にとって40代とは?
40代って女性にとってとても大切な時期。意外に思われるかもしれませんが、女性は40歳前後で決めた生き方が一生ものになりやすいんです。
もちろん若い時から「この道一筋」という立派なかたもいらっしゃいますが…。若い時の理想って現実を見ると幻滅してしまうことって多いですよね。
いろいろあって人生の荒波にもまれ、40歳近くになって「これだ!」って決めたことが生涯にわたって生き甲斐になることが多いです。だから、「もうすぐ40歳なのに」とか「もう若くないし」なんてことは絶対にありません!
40歳前後になると長所、短所、好きなこと、許せないことなどいろんなことが確立しています。その時点での社会での自分の立ち位置も自覚できているだろうし、子育てと仕事を両立させている方は情報収集に余念がないです。専業主婦の方も家族の幸せのために頑張っている。いずれにしても、今自分がどんな状況に置かれているか、何をするべきかを理解しています。
もちろん挫折もあれば悔しい思いもするだろうし、成果が現れれば喜びもひとしおですよね。そして、ここにきて次のステップに切り替えた方は年齢に若干焦りつつも「これが私の道だから」という強い意志で前に進めるのです。
逆をいうと自分の意志がわからなくなってしまった40歳前後の方は、おそらく30代になる頃から漠然と「自分ってなんだろう」と感じていたのだと思います。
30代で将来を悩んでいる方は、いまから真剣にやりたいことと向き合ってみてください。きっと、40歳を迎える頃には自分が見通せてきますよ。
40代に魂の迷子になってしまう女性の母娘関係
母親との関係としては"お母さん思いの優しい娘"だった方が魂の迷子になってしまうケースが多いですね。
特別に手がかかることもなく、すくすくと育った女の子。お行儀が良くて勉強もそこそこできるから、「うちの子はもうまったく聞かなくて。いいわね、〇〇ちゃんはいい子で」と同級性のお母さんから羨ましがられたタイプ。
その背景として、今の40代の母親である60~70代の女性の専業主婦率は今と比べて圧倒的に高く、「お宅のお子さんは凄いわね」「〇〇ちゃんは良い子ね」という周りからの評価を重視する傾向が強いように見受けられます。世間から良い母親と思われなくては生きていけない、とプレッシャーを感じていた母親達も多かったことでしょう。
そのため無意識のうちに娘をマインドコントロールしてしまっているのです。
「すべてはあなたのためよ」は母親からの呪い
「あなたのことは、お母さんが一番よくわかっているの」と言う言葉は、母親の呪いです。
恋愛関係において相手のことを好きになりすぎて「一日中彼のことしか考えられない」「彼がいなければ私は生きていけない」「どうしたら私から離れていかないようにできますか」という相談がありますが「それ、呪いと同じだからね」と私は言います。
母親の言葉もこれと同じ。結局は相手を自分の思い通りにしたいだけで本当の愛情ではないですよね。お母さんも同じことを娘にしてしまっているのです。
恋愛でも、母娘関係でも、自分の置かれている状況に対して第三者的としての冷静な視点を持てる人は、相手の自我・魂と自分の自我・魂は混ざり合うことがない、ということを知ります。
気付いてほしい。だからあえて"呪い"と言います
呪いって聞くと驚いたり嫌悪感を持つ方もいらっしゃると思います。でも、魂の迷子になってしまっている女性って共通して優しいのですよ。母親を嫌っているわけではありませし、まさか自分の心の問題に母親が絡んでいたなんて思ってもいません。
だからこそあえて"呪い"と言っています。
目を覚まして欲しい。自分の人生は自分だけのもの、あなたの好きなように生きていいのよ、という祈りの気持ちで伝えています。
チャネリング中に、守護霊が相談者様の子ども時代の女の子を連れてくることがあります。幼少期の相談者様が寂しがっているのです。インナーチャイルド療法として、幼少期の自分と向き合ったり、子ども時代を追体験することが効果的です。
母娘関係の悩みを抱えていらっしゃる方は、お電話でご相談ください。
“前世”が今の母娘関係に影響をあたえているのかも
エピソード1:前世で“母親”を経験したときの記憶
以前鑑定させて頂いた女性で「子どもの頃から母親から離れちゃいけない感じがしていた。友人が結婚して家を出てるのを見ると不思議な感じがして。でも最近、私が変なのかなって思うようになって…」というご相談。
チャネリングをしてみると、相談者様は前世で母親でした。子どもを2歳の時に不注意で亡くしたのです。夫や義父母から責められ家を追い出された。その時の感情が立場を変えて生まれ変わっても潜在意識に残っていました。
本当は子どもを亡くしたら一番悲しいのは母親のはずなのに。障害が残るほど折檻され追い出された恐怖が残っていたのです。だからご自身は「母親が心配」と感じていたけれど、実は恐怖心だったのです。
もし母親になにかあったら私はひどい目に合う、という恐怖心ですね。前世療法で前世の書き換えをし、今世の母親は相談者様が離れていても守られているというイメージ療法をしました。
エピソード2:前世も母親主従関係経験したときの記憶
また別の相談者様ケースでは、母親の前世が中世ヨーロッパの権力者でした。絶対君主制で気に入った娘は我が物にしていて、その相談者様もお金で買われた身分という前世での繋がりがありました。
権力者(母親の前世)はその娘(相談者様)に夢中になったのですが、心まで奪うことは叶わなかったというストーリーが視えました。生まれ変わった権力者は母親に。潜在意識で「今度こそ我が思い成し遂げるぞ」という思いが過干渉の母親という形なった例もあります。
母親と繋がったパイプを外すイメージ療法をすると、母親自身も娘以外に目が向くようになりました。
今世の人生で出会った人は、前世でも立場を変えて出会っています。だから、現在は母と娘という関係でも前世では別の立場だったり、このようにあまり良くない形で前世が影響していることもあるのです。実際の鑑定では、そういった観点からもアプローチし、癒していきます。
この記事でご紹介した先生に、
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自分の人生について悩んでしまう意外な原因は、母娘関係なのかもしれません。もっと詳しく視てもらいたい方は桃竺先生に直接電話で相談してみてくださいね!
Written By 桃竺