苦しい恋の原因は「親子関係」?スピリチュアルな視点から見直す肉親との関係
育ってきた環境や親子関係が性格に影響を及ぼしている、と言う話はよく聞きますよね。では、それらが「恋愛」に影響を及ぼすこともあるのでしょうか……?
今回はスピリチュアル&心理カウンセラーの桃竺占い師に、いままでの鑑定経験やスピリチュアルな観点から、その関係を紐解いていただきました。
幸せな恋愛をするために見直したい考え方のクセを、前世からの魂年齢のお話もふまえてご紹介します。
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気づけばいつも苦しい恋愛をしてしまう…その原因は「親」だった?
子どもにとって親は絶対的な存在ですから、親の考え方や価値観は潜在意識に刷り込まれています。その中には親の恋愛の姿・結婚のカタチも入っています。成長して好きな人が現れ恋愛に発展すると、潜在意識にある親の考え方や価値観との葛藤が生まれるのは当然ですよね。
親を大好きにしろ、大嫌いにしろ影響は大きいです。特に自分の考え方を子どもに押しつけてきた親は、私には圧迫オーラで相談者様を呑み込んでいるように見えます。だから相談者様が本来持っている意志が行方不明になっているように見えます。それは、恋愛対象の方から見ると不安定でわかり合えない人として映ってしまいます。
出会った頃はうまくいってたのにだんだん喧嘩が増えるというパターンに多いですね。お相手から見た相談者様の印象が変わってしまうのです。出会ったときは「自分だけ」の気持ちだったのに、親に刷り込まれた潜在意識が何かの拍子にムクムクと姿を現し、マイナスの作用を及ぼしてしまうのです。
そうすると、本来楽しくて幸せな恋愛のはずなのに、苦しい恋愛になってしまいます。また、場合によっては親との前世での関係性が影響していることもあります。
親とのわだかまりがある女性の特徴とは?
恋愛相談を受けているときに、なんとなく感じる違和感があります。普通なら当然抱く異性への「好き」という真っ直ぐな感情ですが、その普通の感覚が理解出来ていないような感じです。何か理屈っぽいのです。
母親とのわだかまりがある場合
そういう方に、子どもの頃からの母親との関係を尋ねると、子どもの気持ちを自分の気持ちとすり替えてしまっている母親の“念”を強くキャッチします。こうなると、本来のご自身の感情に別の感情(母親の念)が上塗りされていますから、自分の感情がわからなくなってしまうのですね。これが心の迷子です。
そして何とか恋愛観を見出そうとするのですが、心で感じるのではなく、頭で考えてしまうので理屈っぽくなってしまうのでしょう。
『好き』に理屈はいらないんじゃない?と私が言うと「いえ、それじゃダメだと思います…」という答えが返ってきます。「そんな考えかた、どこで学んだの?」と質問すると、考え込んでしまいます。ご自身は思い当たらないのです。潜在意識にある母親の刷り込みとは気がつきません。
『心』は誰のものでもない、自分だけのもの、そういう意識がご自身を守ることになります。
父親とのわだかまりの場合
父親との関係はわかりやすいですね。典型的な「嫌なオヤジ」なら、違うタイプを選ぼうとしますから。付き合っていく課程で父親と同じ感性を感じて恐怖を覚えた瞬間に目が覚めます。
ただ、中にはどういうわけか嫌いなタイプの男性とばかり縁をつくってしまう女性がいます。これは「私は嫌な男性の仕打ちを耐える修行が必要」というやっかいな前世からの因縁があります。
これは恋愛だけではなくて、生きていくあらゆる場面に影響を与えてしまう必要の無い心の縛りです。私はイメージ療法で前世の書き換えを促し心の解放の手助けをしています。
相談者様の中には、前世ではなく、今の母親が父親に支配されてる姿が嫌なのに、それを仕方ないことと思わなければやっていけないほど、父母の関係が常態化した家族の中で育っていた、ということもあります。悲しいですね。その場合、「夫婦は対等」という意識をもつためのヒーリングが必要です。
電話鑑定では、どのように「スピリチュアルカウンセリング」を行いますか?
これは本当にケースバイケースですね。同じ家族がないのと同様に同じ親子関係もありませんから。まずは、親=大人=お手本ではないということを理解してもらいます。
私はスピリチュアルカウンセラーですので、今世だけの人間関係で見るというより魂年齢で見ることがあります。つまり、今世は相談者様の親として存在しているけれど、実は魂年齢はとても幼い。魂は生まれ変わるたびに立場を変えて出会いますから、今世の親が前世では主君のワガママ姫だったり、近所の洟垂れ小僧だったかもしれないのです。
だから親の在り方に疑問を持つ相談者様は、前世では上の立場の可能性があります。ひとが生まれ変わりを繰り返しているのは、魂がいろいろな経験をするためです。問題のある親は、今世において親という役割経験が上手くできていない、まだまだ未熟ということです。
相談者様に、親を大人と見ないで子どもの姿でイメージしてもらうと、「あっ、納得!」ということが結構あります。プチ催眠療法として取り入れているイメージ療法なのですが、親を子どもの姿としてイメージする誘導をします。
現れる姿が、5歳児の「買って 買って」攻撃だったり、かまってちゃんだったり、カッコつけてるだけのイケテナイ中学生だったり、コンプレックスの塊でひねた少女だったり、なかなか興味深いです。
こうなると、親と距離をとることが普通に出来るようになります。気が合わないのは魂云々もありますが、解決策としては距離をとるのが良いのでしょうね。
距離をとり、自分自身を客観的にみることが出来ると恋愛に対する感じ方やあり方に変化が現れてきます。
守護霊は、『ひとは楽しむためにうまれてきた』と、伝えてきます。恋愛をしている自分が『楽しい』という感情を持っていれば大丈夫です。
悩んだときはいつでもお電話くださいね。
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Written By 桃竺