身勝手とも思える主人の態度に、離婚をすべきか悩んでいます。

初めまして。主人のことでご相談させてください。
今年36歳、6歳年上の主人（昭和**年*月**日生まれ）と結婚7年目で子供はいません。
結婚後は専業主婦になり、主人に尽くしてきたつもりです。休日はよく2人でドライブに出かけ、仲良し夫婦でした。
ところが2010年11月に主人が転職し、職場の女性（独身・昭和**年*月**日生まれ）と不倫関係になってしまいました。
そして震災後の4月末にとうとう離婚したいと言い出しました。そこで初めて私は浮気相手の存在に気付きました。
「至らない所があれば直すからやり直したい」と言う私に、「もう愛情がないんだよ」と冷たく言い放ち、「早く仕事を探して自立できるように」と促されました。それから女の家に転がり込み、自宅には月に数日帰るのみ。
私は5年のブランクがあったが、なんとか再就職し、今は正社員の仕事しています。私が仕事を見つけたとたん、主人は転職1年で会社を辞め、起業すると言い出しました。反対せず、半年間私の収入と貯金でローンや生活費、主人のお小遣い、さらに女とのデート費用まで出しました。
徐々に主人の態度が軟化、自宅に戻る日も増え、今年5月主人は持ち出した着替えを全部持って帰ってきました。浮気が終了したと思いましたが、その後も逢引をしています。月に数回外泊もあります。
そんなに浮気相手がいいのなら、もう主人を解放してあげようと思い、私自身も主人への依存を断ち切りました。「離婚してもいいよ」と自分から言ったところ、「老後の生活とか心配だろ、オレがいい方法ないか考えるから待ってくれ」と言われました。正直私はもう離婚してすっきりしたいと思っています。主人とは別れるべきか、このまま浮気をうやむやにするべきか、離婚するとしたら私に新しい出会いがあるか、教えてください。

依存心を断ち切れたと思うならば、考えても良い時期です。

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鑑定結果をお知らせいたします。

まず、御主人との件ですが、
あなたが依存を断ち切りたい気持ちになれているなら、
もう、決断して良い時期だと考えます。

御主人が、これだけ手前勝手な事が良くできるなぁと、
これをご覧になる読者の皆さんも、
思われていると思いますよ。

御主人の心の中を拝見しましたが、
残念ながら、自分の都合の事ばかりが、
頭に浮かんでいるように見られます。

そのような彼の依存のある状態で婚姻生活を続けていても、
あなた一人で暮らしている方が、
負担が少ないのは当然の事でしょう。

あなたが仕事を見つける際に、
離婚もせずに待ってくれていたと
彼に恩義や慈悲心を感じていらっしゃるなら、
それは買被りすぎと思われます。
（あなたが仕事を得てからの彼の態度を見れば判ると思います。）

ですので、彼を解放するというより、
自分自身を身勝手な彼から、開放してあげる事を考えて下さい。

開放の方法は二つあります。
一つは離婚。
もう一つは、彼の依存のみを回避しながら婚姻生活を続ける事。

少なくとも彼の事業資金や彼女とのデート費用などは彼の依存でしかありません。
あなたが負担しても良い事は一つも無いと思ってもらって良いのです。
（あなたが相手に舐められる事態を悪化させています。）
御主人と生活を続けるには、彼にも自立を促させるしかありません。

ただし、彼のあなたへの依存はあなたが拒否する事で回避出来ても、
彼のわがままな行動全てを止めさせる事は不可能なので、
彼が他の女性へ気持ちが走る事までは、止める事が出来ません。


なぜ、こんな身勝手な彼との生活なのに、
選択肢に婚姻生活を続ける方法も残されているのか？

その理由は、あなたの人との接し方や生活態度にあります。
あなた自身を拝見するに、
あなたは、とても気が弱く、自分の意見を普段控えめにしてしまったり、
人から言われた事を、そのまま受け止めてしまう性質があります。
それがあると、どんなに自分の付き合う相手に、
対等な立場を求めていても、
対等に扱われなかったり、見下されてしまう恐れがあります。
自分に自信を持たない人は、人から舐められる様になりやすいのです。

ですから、この方と離婚するにも、結婚を続けるにも、
自分が精神的にも自立して、自分に自信を持って
人と対等に接する必要があります。

今、この御主人といっしょにいるのは、
その勉強をさせられていると思ってもらっても良いのです。
この勉強は、結婚をしていても、離婚をしていても
必ずさせられるものなので、
この御主人と一緒にいる間に学べるか、
それとも他のパートナーや社会での人間関係で学べるかの
違いでしかないのです。

ですから、今のままでパートナーを求めても、
その課題を意識させられる事が
また起こる可能性が非常に高いのです。

御主人との間で学ぶには、あなたが環境を変えずに学べるという
メリットがあるのです。

あなたは、就職をして、自立の第一歩を踏み出せているのですから、
精神的な自立（自分の意見を持ち、自分の意見を実現させるために努力する事。）も出来るはずです。
人との関係が対等となるように勤めて下さい。
自分の弱さともきちんと対峙して下さい。
自分の強さ弱さを知って、
強さを控えたり、弱さを知恵でカバーするように勤め、
対人的に苦手な事から逃げない事が大切です。
そうすれば、本音で話し合える人が、やがて見つかる筈です。

また、パートナーを得るには、
相手を受け止める気持ちを強化する必要があります。
相手がどんなにあなたに心を砕いていても、
あなたが、それに気付けなければ、
相手がどんなに気持ちを持っていても、
やがて諦めて去ってしまいます。

人があなたに対して、どのような思いやりを持って接しているのか、
その思いやりを感じ取る事が出来なければ、
相手に感謝する気持ちも持てませんし、
相手の気持ちに気付いたとしても、
きちんと受け止めている事を表現して伝えなければ、
相手の感情も薄れてしまいます。

どんな小さなことでも、相手が自分のためにしてくれている事があります。
その小さなことに対して敏感に受け止めて貰えたり、
感謝の気持ちを表して貰える事は、
人として誰でも幸せを感じられる事なのです。

そのインプット、アウトプットのどれかが欠けても、
人は違和感を感じたり、気持ちが萎えてしまいます。
あなたが書かれていた「至らない所」というのは、
この部分に当たるのだろうと思います。

愛情や思いやりを受けたなら、きちんとその答えを相手に渡す事。
（YesでもNoでも。）これがとても大切なのです。

一番やり直しやすいのは、確かに離婚なのですが、
離婚をしたならば、あなたの苦手な問題は、
新しい人間関係にも引き継がれると覚悟して下さい。

（長谷川能子） 占い師

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