亡くなった人の気持ちが知りたい……供養のために私たちができること

大切な人を亡くした後、喪失感に陥ってもう1度話がしたくなることがあります。


亡くなった人のメッセージを受け取る方法や、どんな供養をしたら亡くなった人が喜んでくれるのか、この記事では残された私たちにできることを紹介します。

亡くなった人の魂はどこへ…死後の世界はどうなっている?

 

人が死んだらどうなるのかは古くから論じられてきたテーマです。


スピリチュアル的な考えでは、たとえ身体は滅びても、心が滅びることはありません。亡くなった人は、違う世界でどんな体験をするのでしょうか?

 

亡くなった後の魂の行方

 

人は死んだ直後から1日ほどは、魂が肉体から離れられずに苦しむと言われています。


しかし、1週間ほどすると魂は自らの死を悟り、受け入れます。

亡くなって1ヶ月ほど経つと、魂はあの世へと旅立つのですが、その後も時々は地上を見に来るそう。

 

ですから、亡くなった人の魂は完全に違う世界に行ってしまった訳ではないのです。魂は残された私たちのそばで優しく見守っていてくれるのです。

 

亡くなった人が近くにいるサイン

 

ふいに亡くなった人の存在を感じさせるような出来事が起こることがあります。


夢に現れたり、亡くなった人を思い出させる匂いがしたり、気配を感じたり。

急に何かが落ちるなど、物が動いてふと亡くなった人を思い出したりもします。

 

これは亡くなった人の魂が近くにいるサインです。


亡くなった人は、伝えたいことがあったり、あの世に行くのをためらったりしているのかもしれません。

亡くなった人が近くにいるサインを感じたら、亡くなった人のことを思い出し、供養をしてあげましょう。

 

魂が自らの死を悟り、安らかに旅立たせてあげるのに役立ちます。

亡くなった人が喜ぶこととは?

 

供養は宗教的な行事と思われがちですが、日々の生活の中でもたくさんあります。


肝心なのは形式ではなく、亡くなった人が喜ぶような気持ちや態度を示してあげること。

簡単なことでも、亡くなった人のことを思ってすれば、今も大切に思っている気持ちが伝わります。

 

亡くなった人との思い出を糧に生きること

 

大切な人を亡くした直後は、毎日悲しくて泣いて過ごすこともあるでしょう。

しかし亡くなった人との美しい思い出が消えることはありません。

 

幸せだった思い出を糧に、明日から前向きに生きてみませんか?

亡くなった人も喜んでくれますし、素晴らしい思い出を残してくれた感謝の念を示すことになります。

 

亡くなった人が大切にしていたものを大切にすること

 

亡くなった人が大切にしていたものがあるなら、気持ちを引き継いで大切にしてあげましょう。


例えば、音楽が好きな人だったら気に入っていた曲を聞いてみたり、花が好きだったら飾ったりしてみましょう。

今まで関心がなかったことでも、同じ経験をすることで一緒にいるような幸せを感じるかもしれません。

 

亡くなった人も、自分と同じものを大切にしてくれると感じて喜んでくれるでしょう。

 

残された人が本当に幸せであること

 

亡くなった人の1番の幸せは残された人が幸せであること。


自分がいなくなった世界で、残してきた人が悲しみのあまり気力を失ったり、絶望して悲観的になっていたりしたら、亡くなった人も同じように辛い思いをしてしまいます。

 

残された人が本当に幸せであること。

亡くなった人にとっては、それが1番の幸せであり供養にもなるでしょう。

 

亡くなった人の気持ちを知る方法がある?

 

大切な人がこの世を去った後も、もう一度故人と対話ができたら、どんな思いでいるのかを知ることができたらと願ってしまうのは、残された人の本望ではないでしょうか。


そんなことできないという考え方もあるでしょう。

しかし、どうしても亡くなった方に伝えたいことがある時や亡くなった方からの強いメッセージがある時は、繋がる方法もあります。

 

霊視で交信する

 

亡くなった人とのコミュニケーションとして一般的なのは、霊能者による霊視です。


霊視は亡くなった方の魂が霊能者の身体を借りて、生きている方へのメッセージを伝えてくれます。

一方的に聞くだけではなく、こちらから質問をしたり会話の中で気持ちを伝えることもできます。

 

霊視は、占い師や東北のイタコに頼むのが一般的です。

 

亡くなった人が夢に出てくることもある

 

亡くなった人が夢に出てくることは多くの人が体験することです。

亡くなった人が出てくる夢の多くは、残念ながら記憶の再現。


しかし、中には亡くなった人が伝えたいメッセージを届けてくれる夢もあります。

 

亡くなった人にどうしても伝えたいことがある時、夢の中に現れて会話ができることもあるのです。

 

霊視で、亡くなった人の気持ちを聞いたスピリチュアルな体験談

 

亡くなった人の思いを知るために、実際に霊能者に霊視をしてもらった方の体験談をご紹介します。


亡くなった人はいつも私たちを見守ってくれていますが、私たちも彼らのメッセージに耳を傾けてあげたいですよね。

 

スピリチュアルな体験談1:海で亡くなった彼の言葉

 

彼が海の事故で亡くなってから、ずっと罪悪感を持って生きてきました。

 

たまたま前の週にケンカをして、彼が1人で海に行った日に事故にあったからです。

 

彼にどうしても謝りたくて霊視をお願いしてみることにしました。

霊能者の方の第一声は、いつも彼が私を呼んでくれたあだ名でした。私に辛い思いをさせてすまなかったと心配していました。

 

私は彼にケンカしたことを謝り、もう大丈夫だから安らかに眠ってほしいと告げました。近いうちに海に行って楽しく過ごし、彼を安心させてあげたいと思っています。

 

スピリチュアルな体験談2:亡くなった祖母に教えられた病気

 

私の祖母は3年前に胃癌で亡くなりましたが、最近よく祖母の夢を見て何か言いたそうなのが気になって霊視をお願いしました。

 

祖母は、最近私の仕事が忙しく、無理しているのではと心配していました。

確かに私は昨年忙しい部署に配置替えになり、体調が悪くても無理をして働いていました。

 

実際に胃の調子が悪かったので、翌週胃の検査したところ小さいポリープが見つかりました。

幸い早期発見だったので簡単な処置で治療できましたが、放置していたら大事になっていたかもしれません。

改めて祖母に感謝しています。

 

スピリチュアルな体験談3:妹の友人の死

 

私の妹の友人が亡くなりました。

その友人の死に、妹は異常なほどのショックを受けていました。


その友人は妹と同い年であったことに加え、不幸にしてお子さんも一緒に亡くなってしまったからです。


お子さんの年齢が妹の子供と同じ年頃だったこともあり、共通する部分が多く、深く悲しみ涙することもあったようです。


妹はまるで家族が亡くなったのかと思うほど動揺し、精神状態は非常に不安定になりました。


私は妹が普通の状態でないと感じ、霊能者に相談しました。

何か故人のためにできることがあればいいな、そうすれば妹も落ち着くかもしれないと考えていたのです。


ところが、霊能者の答えは思っていたものとは大きく異なっていました。


「今は何もしないでおくこと」それが霊能者の答えでした。


亡くなったばかりの妹の友人とそのお子さんは死を自覚していないため、今何かをすると妹のところに来てしまうと。


良かれと思って供養したいと思っても、それがすべて正しいこと、亡くなった方のためになるとは限らないということを学びました。

 

スピリチュアルな体験談4:身内が受け取るメッセージ

 

私の一族は、身近な人が亡くなる前後に不思議な体験をすることがよくあります。


かなり前に亡くなった父は、亡くなってからしばらくして夢枕に立ち、父しか知らないことを私に告げていきました。また、火葬場で荼毘に付している間に故人の声が複数の人間に聞こえたりしたこともあります。


母が亡くなった時は、しないはずの場所からお線香の香りが突然どこからともなく漂ってくることもありました。


不思議に思って一度霊能者に相談してみると、父や母の霊は亡くなってすぐに彼岸へ向かうわけでなく、しばらくは私たちの側にいる。


不思議に思う現象が見られることはよくあること。悲しんでいる遺族を心配したり、伝えたいことを伝えようとしていたりするのだといわれました。


身内だからこそ感じられるサインなのかもしれませんね。怖いという印象が一切なかったので、すっと受け入れられることができました。

 

スピリチュアルな体験談5:叔父の言葉

 

人が亡くなる時に、不思議なことってよく起こるんでしょうか。


私の父は数年前に病に倒れたまま入院を続けており、その状態から回復することはなく危篤状態に陥りました。危篤といえる状態は一週間程度続き、その間意識はありませんでした。


時を同じくして、遠く離れた場所で父の双子の弟(私の叔父)も危篤状態にありました。

その後、父も叔父も意識を取り戻すことはなく、不思議なことに同じ日に亡くなりました。


葬儀などが終わり親族で集まっていたとき、叔母といとこから不思議な話を聞いたのです。


叔父は意識が戻ることはなかったのですが、死の数日前、叔母が看病していると急に「3日だな」一言だけ発したことがあったそうです。

 

不思議だな、と思った叔母はその後、霊感が強いという友人に何気なくその話をしたそうです。


友人はその時ははっきりとしたことは言わなかったそうですが、「叔父の他に身近に病気の人がいるか」と聞かれた、と叔母は言いました。


今となって思えば、父と叔父は双子ということもあり生前とても仲良かったので、旅立つ日の打ち合わせをしていたのかもしれませんね。

 

スピリチュアルな体験談6:父と火の夢

 

私は普段あまり夢を見るほうではないのですが、一時期頻繁に夢を見ていた時期がありました。


しかもその夢の内容は細かく覚えてはいないのですが、夢の中に今は亡き「父」、そして「火」や「炎」が登場することだけは毎回強く印象に残っていたのです。


我が家は特に「火」や「炎」に関連する家業なわけでもありません。

 

最初はあまり気にしていなかったのですが、何度も「父」「火」「炎」だけが印象に残る夢を見ているとしだいに不安になり、霊視してもらいました。


父がメッセージを発している、ということでしたが、どうしても「火」や「炎」に心当たりがなく今一つ腑に落ちないでいたある日のことです。


冬の寒い日でした。

私はうかつなことにストーブをつけたまま眠ってしまい、そのタイミングで部屋干ししていたタオルがストーブの上に落ちてしまったのです。


焦げ臭いにおいで飛び起きました。

幸いにもすぐに目が覚めたのでタオルが焦げた程度で済みましたが、いつも眠りは深い私がそんなすぐに目が覚めたのは「その夢は父からのメッセージ」という言葉が心のどこかにあったからだと思います。

亡くなった人の気持ちを視るのが得意な先生

 

亡くなった人の気持ちが知りたい時は、電話占いで霊視をお願いしてみては?

 

ここでは、人気の先生の中から特に霊視能力が高いと口コミで評判の先生をご紹介します。

 

瑞鳳殿 澪(すいほうでん れい)先生

 

【占術】

霊的対話(交渉)、透視、イタコ術

【鑑定ジャンル】

霊的問題、恋愛全般(相手と霊的会話)、仕事、未来透視、人間関係、家庭問題、健康、先祖供養、失せ物

 

瑞鳳殿澪先生は、イタコ家系の七代目で鑑定歴52年、電話鑑定歴38年のベテラン占い師です。鋭い透視能力と霊能力で、その場にいない人を憑依させて話をするので急に口調が変わって驚くかもしれません。魂との対話、交渉を体感したい人にはおすすめの先生です。鑑定と同時に波動修正、遠隔ヒーリングもしてもらえます。

 

瑞鳳殿澪先生の口コミ

結婚歴のある彼について相談しました。彼には死別した奥様がいたので気がかりでした。先生に相談すると、先生の口を通して亡くなった奥様の言葉を聞かせてもらいました。彼の幸せを願っている、彼のことをよろしくお願いしますとのこと。実際に彼の奥様と話したことがないので当たっているのかはわかりませんが、心のモヤモヤは少し晴れました。

(30代女性 会社員)

 

 

ANGEY(アンジー)先生

 

【占術】

ミディアムシップ、霊視、チャネリングカード

【鑑定ジャンル】

スピリチュアル、恋愛関係、仕事関係、家族、人間関係、運気関連

 

ANGEY(アンジー)先生は、ミディアムシップと呼ばれる霊媒の手法で亡くなった人と繋がり対話をすることができる先生です。国際認定の試験も突破されているので、信頼できますね。悩み相談には主にメディアムシップを使って、悩みの原因を読み解くことを目指してらっしゃいます。優しい言葉で相談者の心に寄り添いつつも、ストレートに思いを伝えることで好評な先生です。

 

ANGEY(アンジー)先生の口コミ

婚活をしてもいい人に巡り合えないので先生に引き寄せをお願いしたくて相談しました。相談しているうちに、亡くなった父の話になり父からのメッセージがあるということで先生を通じて会話させてもらいました。父は、焦らずいい人を見つけてほしいと思っているそう。確かに、婚活で焦り気味だったので、もう少しゆっくりと探していこうと思いました。

(30代女性 公務員)

 

 

亡くなった人に気持ちは伝わる

 

大切な人が別の世界に行ってしまったからもう一生会えないと喪失感や絶望感を抱くことは仕方ありません。


しかし亡くなった人の思いを知ったりメッセージを伝えたりして、心の繋がりを感じることはこれからもできるのです。いつも見守ってくれるありがたい存在を感じたら、感謝の念を込めた供養でお返ししましょう。

 

 

 

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