【こんな悩み、増えてます!】夫からの暴言で心がボロボロです

鑑定年数は50年以上!エキサイトでも数多くの鑑定を重ねている瑞鳳殿澪(ずいほうでんれい)占い師。累計6万件を超えるという鑑定経験から、あなたを悩ませる“困った男性”の対処法をレクチャー。自分らしく生きるための、心を楽にするヒントが分かるかも。もっと知りたい方は、直接電話で聞いてみてくださいね。

 

このコラムを書いた占い師


「彼からの暴言がひどいんです」
「夫とコミュニケーションが取れません」


そんなご相談が最近とても増えています。言い方が強い彼だとなおさら、こちらからも歩み寄れなくなってしまうものです。

でも、もしかしたらそんな関係も改善できるかもしれません。

今回も、実際の例を踏まえながら、考えていただきたい3つのポイントをお伝えします。

感情に走らず、目の前の相手を見抜き、ご自分なりのやり方で幸運に変えていきましょう。

 

「夫からの監視や言葉の暴力で、心がボロボロです」

4才年上で会社経営をしている夫とは、結婚5年目になります。男気や頼りがいがあって何でも決定してくれる主人のことを、はじめはとても尊敬しました。

けれども段々と、主人は支配的になっていきました。今や「家計は俺がまかなっている。お前は食わせてもらっている立場」が口癖です。暴言は、仕事でストレスがあると酷くなる気がしています。

また、夫は自営業で時間が自由なせいもあり、一日に何度も帰宅し私の行動を監視しているように感じます。

家にいると息がつまるので、働かなくてもいいと主人に言われるものの、週3日お弁当屋さんのパートをしていますが、それに対しても嫌みを言われ続けていて苦しいです。

主人のことを避けようにも、毎日の食品を買うにも私が主人にお願いして千円ずつ小出ししてもらう決まりになっているくらいなので、会話はしなくてはいけません。

私はどうしたらいいでしょうか。

(Sさん・34歳女性・主婦)

 

霊視鑑定で出た夫の気持ち

 

―――男が主導権を握るもの。Sは黙ってついてくるのが好き。

―――Sが苦しんでいる?Sは自分で何もできない。それを俺が代わりにやっているんだからそれくらいしょうがないだろう。

―――Sには俺が苦労して十分な環境を用意しているつもり。


霊視してみると、ご主人の思いはこの通りでした。

彼の潜在意識を視てみると、男が高圧的にやれば女性はいう事を聞き安心する生き物…という時代錯誤ともいえる思い込みがあるようです。根強い思い込みなので、生育環境で身についた考え癖かもしれませんね。


「威張ることが愛情の表現」とまで考えているようですが、相手がどう感じるかは相手次第です。ましてや、暴言を吐いていい理由はどこにもありません。

でも、Sさんの顔が日増しに沈んでいること、彼は心の片隅では気付いているみたいです。自分が取り返しがつかないことをしていることに気付かないようにしている節があるかもしれませんね。

また、Sさんのことも霊視させていただきましたが、「威張っている男性は強い」というトラウマに近い心のブロックのようなものを感じます。でも、自分の心の領域まで侵される筋合いはどこにもありません。彼の言葉すべてを真に受ける必要はどこにもないのです。

 

暴言を吐く男性との関係―考えるべき3つのポイント

暴言を吐く夫と、心がボロボロになってしまった妻――。

まずは女性側が心の傷を癒し、ご自身の本来の強さを取り戻していただくことが先決です。それを踏まえて、試していただきたい3つの方法をお伝えいたします。

 

1、心の余裕をつくるため、自立心を持ちましょう

 

女性の気持ちを考えずに、服従させ管理することが愛と勘違いする男性。そんな彼に合わせる習慣は断ち切りましょう。

人は誰のために生きるかというと“自分のために生きる”のです。極論、自分の人生のために丁度よいパートナーを選び、自分の人生に必要ない人材は捨てるくらいの考えも持って良いかと。

もっと自分の命や生き方に、誇りを持ちましょう。これは、エゴとは違うものです。

愛した人ですし、急に生活を変えるわけにはいかないでしょうが、あなたの人生の時間は有限なのです。その中で別れず関係をうまくやっていくとすれば、あなたを助けるのは“余裕”。

例え少額であっても自分の自由になるお金と時間は死守することで、精神的な余裕と自立心を取り戻す、もしくは保ち続けることができるでしょう。

Sさんはパートをされているとのことですが、彼に何と言われようと続けていただきたいところです。

 

2、感情的な相手は理性でかわす。同じ土俵に乗らないようにしましょう

 

Sさんは真面目なご性格もあり、ご主人の言葉をすべて真に受けていたようです。暴言の頻度はほぼ毎日とのことでしたので、無理もないかと思います。

でも、そんなときこそ「結局この人は何が言いたいんだろう」「中身のない言葉なら、意味はないもの」と機械的にとらえることをお勧めします。

ここで大事なのは、同じ土俵に乗る必要はないということ。怒鳴るということはすでにその時点で理性的ではなく、レベルが低い証拠であるとどこか冷静な視点を持ってほしいのです。

人の言葉は正にも負にも働くパワーがありますから、大きな声で怒鳴られたらたまらないお気持ちはわかります。でも、真に受けないことで自分を守れることを、忘れないでいただきたいのです。

これは決して、ご主人を馬鹿にして話を聞かないというわけではなく、むしろ話の要点をまとめるつもりで聞く、というニュアンスが近いでしょう。


ご主人からの負の感情に、Sさんのあたたかい真心で答えては、気持ちがすり減るだけ。感情には、理性をもって臨むこと。「私だって!」の対抗意識をやめることは、決して負けることではなく、すでにその時点で勝っていることなのです。

 

3、話し合いが難しい相手には、言葉の言いかえで気づきを与えましょう

 

ゆっくり休んで心の余裕がすこしずつ取り戻せて来たら、“言い換え”で対策です。

ご主人からの言葉の攻撃があったら、まずは心の中で彼の話の要点をまとめること。次にその言葉がネガティブであるなら、ポジティブに言い返す作業をしてみましょう。決して思いを込める必要はありません。ご主人の言葉は、ご主人自身のストレス解消のために発されているのですから。


言いかえの例としては「食事はこんな物しか出せないのか?」には「有難いことに、栄養たっぷりですよ」、「早くしろ!」には「こんなにあなたとじっくりやり取りできるなんて、嬉しい」など、ポジティブに返してしまうのです。

特に、「ありがとう」「うれしい」の多用は相手の言葉のトゲを柔らかくします。

 

Sさんと夫のその後は…?

 

最初、Sさんのポジティブな切り返しに「嫌みか?」と首をかしげていたご主人も、Sさんがイキイキとした生活を続けているのを見て、だんだんつられて「ありがとう」と言うようになりました。そのうち、「困ってることはないか?」と聞いて来るまでに変身したそうです。

 

Sさんも「言葉の言いかえなんてできるかしら?」と戸惑っていましたが、やり始めるとゲームのように面白くなり、さらに暴言を吐けなくなって黙ってしまうご主人を見て、心に自信が戻りました。

 

同じ土俵に乗らない、自分を大事にする、家庭の中でも精神的自立はできる…と、自分を励まし行動し続けた結果が、幸運に導いたといえるでしょう。

 

横暴なご主人でしたが、そのうちに自分の過ちに気づいたようです。その後、Sさんに子どもが授かったときには何かの節目と感じたのか、自主的に今までのことを謝罪してきたとのことでした。今では、主導権も平等で、子煩悩な父親になっているそうです。

 

  1. 心の余裕をつくるため、自立心を持ちましょう
  2. 感情的な相手は理性でかわす。同じ土俵に乗らないようにしましょう
  3. 話し合いが難しい相手には、言葉の言いかえで気づきを与えましょう


参考になりそうでしたら、ぜひ頭の片隅に。

ご健闘をお祈りいたします。
とことんあなたらしくね!


困った男女関係のお悩みは、累計6万件の相談件数を誇る瑞鳳殿澪先生までお電話を。抜群の霊視能力と豊富な実績から、必ずや解決方法を見出してくださります。

 

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Written By 瑞鳳殿澪

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