虐待被害者の私が、良い母になる為には？

３３歳の主婦で、現在妊婦です。

妊娠は私自身が望んだことですが、今はとにかく不安です…。
私は子どものころ虐待を受けており、まともな家庭をしりません。また、そういう家庭で育った後遺症で、自分に自信がなく、築いた人間関係を自ら壊したり、幸せであればある程、その幸せを壊そうとする癖があります。

特に妊娠してからは、気性の落差が今まで以上に激しくなったうえ、蓋をしていた子どもの頃の記憶が蘇り、怒りや憎しみが抑えきれないことも多々あります。
母親がこのような精神状態では、生まれてくる子に悪い影響がありそうで怖いのですが、私が自分の母のようにならないためにも、自分の気持ちに向かい合うべきだとも思い、怒りや憎しみが湧いたとき、今までのように蓋をせず、向き合うようにしています…

しかし、私のやっていることは間違っているような気もしますし、このような私が母になって、子どもを育てられるのか、不安になってきます。

また、妊娠中であることを、母に言っておらず、できれば知られずにいたいと思う私はやはり罰当たりで、精神状態がおかしくなっているのでしょうか？

どうすれば、幸せな妊婦、母になれるのでしょうか。また、実母（父は他界）との関係はどうすればいいのか、アドバイスをお願いします

心配ご無用です！その器は整っています！

かげかげさん初めまして、奏と申します＾＾
妊娠おめでとうございます！
今日はお加減はいかがでしょうか。
心からお祝い申し上げます！
そして、それ以前にあなた自身が虐待被害経験者として積み重ねて
いらした時間と傷みに心から共感致しますと共に、ある種の地獄絵図の
ような現実を目の当たりにしながらも屈することなく奢ることもなく、今そこで
ご自身と懸命に対峙しながら在られる強さに、深く敬意を感じております。

前置きが長くなりましたが、この度のお悩みについて、セッションを承らせて
戴きました。
下記に鑑定報告を差し上げますので【既にご自身の手の中にある
可能性と言う名の鍵として】どうぞ御参考になさってみて下さいませ＾＾
また、本日はお耳に痛いであろう内容も含む場面がありますが、どうか
その点は ご理解ご了承下さいますよう、お願い申し上げますm(--)m

まず１番にあなたに申し上げたいことは、罰当たりでもなく精神状態がおかしいというようなことは全くありません。
人として、お腹にいらっしゃる赤ちゃんの母親として、ごくごく自然なことです。
精神状態がおかしければ、逆にここまでご自分と対峙し受け止めることすら不可能であると感じます。

妊娠中というのは普段とはホルモンバランスも変わると聞きますので、そうした意味合いからも心身の波が揺らぎやすくなっているかと感じます。が、そうした体調に加え、虐待という１つの支配〜侵略行為に毒されることなく、真っ直ぐな心で戦い続けていらっしゃるからこその苦しみ＝今現状抱えておられる葛藤なのだと捉えて差し上げて下さいませ＾＾
確かにあなたのお母様という女性は、赤ちゃんにとってはお祖母様としてもご縁が通じている側面はあります。
が、人の縁とは血・時間・距離でつながっているものではありません。

縁は縁でつながっており、少なくとも現段階ではあなたにとって負荷をかけ続けている存在でもあり、そうした横暴且つ支配的な業を持つ女性です。
あなたの「妊娠を知られたくない」という思いは、「万が一この子にまで何かされたら」とお腹の赤ちゃんへの保護本能が根源で働いている印象を受けます。

我が子にだけは惨い苦しみや悲しみを体感させたくない。
自分と同じ傷みと無縁のところで生み育てたい。
これは、おかしいどころか、人として母として既にあなた心も体も【母と成っている】
ことの証でもあり、同時にあなたの器でもあり愛でもあるのです。
虐待経験を言い訳に、同様の在り方（ご自身も虐待加害者になる、という意味です）へと流されていくのは簡単です。
ですが、あなたはそうした方向に染まれるような方ではありません。
これらを大前提として、以下をお読み戴ければ嬉しく思います。

では、あなたの霊波動の（保護膜層）のお色から拝見して参りましょう＾＾
あなたを包む霊波動（ゆで卵のような二層の色の保護膜層に体が包まれているとイメージされると判りやすいでしょう）の色は、外側に赤色を発し内側は青色をお持ちです。
外側の色はご自身ＶＳ他へ「私はこう在りたい〜人としてこう在るべきだ」と意識して発している外部要因を体現します。
内側は本質軸で、眠らせた才や可能性も体現します。
あなたの波動の色は内外共に濁りや曇りは無く、クリアな発色ですが、内の膜層の左側に大きな空洞が開いています。
この空洞はつまり傷跡を意味しまして、お察しの通り虐待経験におけるトラウマの傷跡を体現しているのですね。
その傷跡から流れているのは血ではなく、親御さんから虐げられたことへの深い悲しみと孤独感による涙。

本来ならば無条件に愛してくれるはずであろう存在の親から受けたものが、愛とは逆のもので
あったことを申し上げるまでもなくあなたが誰より現実的に認識していらっしゃるからこその涙です。
傷跡のある左側＝霊的な気の入り口であるゆえ、慢性化の傷みを意味し、長期化し現在に至っていらっしゃいますね。
改めてその深い傷みに共感致します。
外側の紺色は五感の正確さを体現しています。
青系統の色を持つ方というのは、五感で物事を汲み取る才に長けており同時にそれを受け止める器をも意味しています。

つまりあなたは虐待に限定せず外部からのあらゆる侵略や狂気に対し、理不尽さや恐怖を体感しながらも
まるで修行のように克服〜回避できるだけの能力を、生まれながらにお持ちだということなのです＾＾
ただ内の膜層の状態からしまして、怒りや憎しみはもちろんですが何より悲しみの感情を閉じ込めて
抑え込んだまま（正に蓋ですね）解放できていない為、今回の妊娠〜出産を機に善くせねば治癒しなければ
とご自身と戦っていらっしゃるプロセス。
それがあなたの今回のご相談根源にあるようです。

近親からの虐待や性犯罪は特に、何故か被害経験者側が「事実を言ったら周りに迷惑がかかる」等の
思いを強いられたり、世間へ公表する〜事件として告訴するのが憚れるケースが多数ですね。
それが尚、あなたを始めとした世界中の虐待被害経験者（サバイバー）の十字架を一段と重くし
苦しめています。
ですが、そうした惨い現実を背負い今日に至り、お腹のお子さんに選ばれたのは【あなたの器に他ならない】。
全く不思議なものですが、どんな時も子供は必ず降りる場（親）を選んで降りて来ます。
女性の場合は、申し上げるまでもなく己の体にその命を宿しますから‘私が産む’と認識します。
が、完全に子供の立場に立つならば一時的に胎内に居場所を貸しているに過ぎず、お産というプロセスを通じて
【子自身が選んだ親の前に登場する】のですね。
虐待を含む侵略行為や、そこまでに至らずとも我が子をないがしろにする親というのは、時にここを履き違えて
傲慢になり自戒をしなくなります。
（親の期待に応えろと必要以上に重圧をかけては子の個を尊重できなかったり、子とは無関係の親自身のあらゆる
欲や身勝手さに傾倒して現実逃避する等）
降りてくるのは赤ちゃん自身の意志であり運命でもありますが、この世に登場した後は
親を選択し直すことはできません。
ゆえに、この世の悲しい風潮が無くならないのですよね。

お話を元に戻しますと、あなたは全く精神がおかしいなどということはありません。
また、お母様に隠したい思いも自然な感情の動きであり、今それを無理に変える必要もありません。
全ては必然であり、成るべくして起きている事象ですから偶然など無いのです。
つまり、機が熟せば（占い的に申し上げますと「運勢サイクルが整う」の意味）自ら「〜してみよう」と
決断に至ったり行動が変わることもあるでしょう。
それはお母様との対峙の仕方についても同様です。
今あなたにそれが無いというのは、それがあなたにとって今は必要ないからで、それで良いのです＾＾
あなた自身とお腹の赤ちゃんに今は集中して、あなたがた母子にとっての居心地を最優先にして差し上げて
下さい。
・・・赤ちゃんへの悪影響につきましては現状は心配ご無用です。
そうしたことも踏まえて「お母さんは色々な経験をした人なんだな」とだけ捉えて、あなたの胎内にただ
添いながら赤ちゃん自身の命と個を、今日もまっとうしながら在るのですから。
命は誰もが限りがありますが、いわゆる魂は特に赤ちゃんの魂は最も透明で強いのです。
そういう赤ちゃんに選ばれたことそのものが、既に幸せの糸口ですよ＾＾

２０１３年６月２１日〜あなたにとって１２年に１度の大転換期のピークポイントを迎えます。
多くの意味でそれまでのままでは居られなくなり、それまでのままで居なくて良くなる流れです。
人の感情の出方には段階があり、先ず恐怖を感じ、次に怒りや葛藤、そして最後に悲しみの解放と
続きます。
出産後あなたが赤ちゃんへの愛にますます目覚められて行く段階で、お母様への悲しみや場合によっては
哀れみも体感なさる日が来るかもしれません。
（真の意味で我が子を愛せなかった女性＝お母様への、ある種の可哀相という思い）
でも必ずそれも克服できることでしょう。
あなたにはその器が生まれながらに備わっているのですから。

最後にタロットを開けますと、エナジー→クエスチョン→火６。
虐待という１つの悪しき力に支配された過去。
それへの葛藤や疑問に立ち往生しながらも、現在のあなたを縛る鎖は錆びるどころか輝いている。
あなたは何も毒されておらず、まっとうに在る。
未来において支配から解き放たれ、出会うべく人（赤ちゃん）と向き合いながら調和の
とれた前向きな意志を見出せるという暗示。
フォローカードは、エンゼル/風８。
あれこれ思考するより、降りてくる存在をただ受け止め、その者の知恵を借りよ。
赤ちゃんとの会話は、最初のうちは当たり前ですが言葉でなく表情と本能での対話です。
あなたの才を持って、表面でなく本質からの声を感じ取りながら、赤ちゃんと助け合いを
して行きましょう！

以上、全３６６７文字で鑑定報告とさせて戴きます。
虐待被害経験者としてでなく、シンプルに育児の悩みもしばしば感じるかもしれません。
が、赤ちゃんのこともご自身の体験や因縁についても抑圧しすぎず、日記やメモでも良いので
こまめに吐き出しながら循環を善くするようにお過ごし下さいね。
かげかげさんと赤ちゃんの対面の日が、穏やかな笑顔に包まれますように心から願っております！

（奏） 占い師

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