不倫相手の突然の事故死。心の支えを失い、何も上手く行かない。

4月に4年ほど前から付き合っていた人が、仕事の事故で亡くなりました。

不倫関係にあったのですが、本当に大切にしてもらいました。
心の支えだった彼をなくしたことにより、職場でもパワハラに耐えれなくなり退職いたしました。

家族との関係も、うまくいかず、就職活動にも結果が出ず、
彼の死後に不倫関係が彼の家族にばれてしまい、
四面楚歌の状況に立たされています。

自業自得なのですが、あまりにも辛く、生きていくことにすら希望が持てません。
どうすればいいのか、このままただ漠然と生きていけばいいのか、などと悩んでおります。

何かきっかけがあれば、全てに見切りをつけてがんばっていけるのでしょうか？
アドバイスしていただきたくて相談いたしました。
よろしくお願いいたします。

状況が悪い本当の理由は、自分への甘い意識と態度にあります。

この度は無料鑑定に御応募いただき有難う御座いました。

あなた自身がこの先、希望を持てないばかりでなく、
生きて行く事に自信が持てずに
日々を過ごしていらっしゃる事が伝わってまいります。

あなたがこの先、人前で自信を持って振舞えるようになるには、
今回の出来事にきちんと決着をつけて、生き方を見直したり、
どのようなポイントに注意を払えばよいのかを、
（何が良い事で、何が悪い事なのか、正しい基準を）
きちんと知る必要が在ると思われます。

何故、生きることに自信がもてない（頑張れない）のかというと、
あなたの生き方と周囲（世間）の感覚に違いを感じたまま、
今後、世間基準に沿ったの暮らしを
しなければならならないと感じながら、
自分の本来の興味や好奇心に、自制心という枷をつけた状態で、
自分の好きなものを見つけたり、
興味や気力を取り戻す事が出来るかについても、
自信が持てないからにあると思われます。

今の気持ちのまま、世間の生き方に意義や有用性を感じないまま、
皆と同じように振舞おうと過ごしても、あなたにとっては、
無意味にしか、感じる事が出来ないとおもわれますし、
その気持ちのまま過ごしていても、あなた自身が変われないので、
また、あなたの振る舞いで人を傷つける恐れがあり、
そのためにまたあなたが非難され、
この状態が繰り返されると思われるのです。

この状態を引き起こしている本当の理由は、
あなた自身の考え方にあります。
どんなに自分がやりたい事があったとしても、
事情（時と場合）を見極めて、
自分の感情や、欲するままに振舞うのではなく、
世間体を意識した理性ある行動や、考え方がどうしても必要です。

そして、その行動の有用性があなたの中にも
納得できる状態があって初めて、
今回の事を糧に、自信を持って生きられる自分になれると考えます。

あなたが、自分の本能や気持ちを重要視して行動してしまう事で、
人との協調性の中でも、大切な部分が失われていると思われます。
世間体というと、人の顔色を見る事を想像して鳥肌が立つぐらい
嫌な気持ちになる方もいらっしゃると思いますが、
人から非難される恐れがある行動をしている時は、
今回の出来事のように、いつ如何なる時に、
それらがあなたの周囲に伝わってしまうか、わからなくなります。
（嘘や秘密は、無理があるためにどうしても最終的には、
誰かにわかられてしまうものです。）

自分がいくらその時に世間体を気にしていなかったとしても
世間が認めない状況が起きれば、途端に周囲から
迫害を受ける事もあるものです。
何故、世間が人と違う事を許さないのかというと、
秩序が乱れる事で、自分たちの身に危険が及ぶ事を恐れているからです。
不倫をしている人が、身の回りにいると知らされれば、
家庭の営みが順調な主婦や、夫達からは、排除される確率が高くなります。
理由は、自分の家庭を壊されたくないからです。
身に火の子が降りかかる恐れがあるだけで、
不安が込み上げて、何もせずにいられない人も居るのです。

たとえ血の繋がった家族でも、身持ちの固い人から見れば、
なぜ、世間を騒がすような事を選ぶのか、理解が出来ないのです。

親世代とは、時代背景もあって、考え方の違いから
理解しにくい事もあるかも知れませんが、
人は、独りではとても弱い生き物ですから、
全体を助けて、支えあって、その恩恵を受けて生きています。
人から助けられたり、守られたりするのも、
その構造をきちんと支えているからであって、
逆に壊そうとする側の人は、侵害者としてみなされ、
秩序の中からは、取り除かれるべき存在として扱われてしまいます。

あなたが感じている息苦しさは、まさにそれです。

今はあなた自身が、社会という秩序の中に、
望むと望まざるに関わらず、身をおいていることには違いないのですが、

この社会に馴染んで秩序を守る側に従うのも、
この社会を拒んで誰の助けも借りずにひとりのみの力で生きるのも、
あなたの自由に選んでいい事です。

けれども、社会の秩序に従う事を拒んだり、
他の人の利益を害する事を続けたまま、
社会の人からから福祉や、援助、好意をもたれようと思うのであれば、
それはあなたの我侭であり、義務を果たさず、
努力無しに、人が成し遂げた成果を横から掠め取る事と変わりません。

それがまかり通って、誰もがその状態を始めると、
社会そのものが破綻してしまい、
みんなが安心した生活を、送る事が出来なくなってしまいます。

あなたが、心の欲するままに、誰にも縛られる事無く
自由に暮らして生きたいのであれば、
あなたを今まで庇ってくれたり、守ってくれていたものを
捨てる覚悟を持たなければなりません。

あなたが行う事はすなわち、家族にも少なからず影響をもたらす事です。
人との縁は、見えないところで、無数に張り巡らされていて、
それらは、常に見張りでもあるけれど、
逆に、味方を持つ事も、助けを得る事も出来るのです。

あなたが秩序とは異なる行動をし続ける限り、
敵対するものは、無数に存在します。

秩序に関係なく自由に振舞いたければ、
誰の世話にもならない、また社会に救われようとしない覚悟を持つしかありません。


人と行動をあわせず、一人で生きていくだけの強さを持つか、
それが出来ないならば、
人への労わりをきちんと考える人（自分の事で他人に害が及ばせない）になるか、
どちらかしか選べないのです。

残念ながら、今のやり切れない思いがあなたに浮かんでいるならば、
どちらを選ぶ覚悟も無く、自分に都合のいい事が
起きてくれないかと願っている状態と変わらないのです。

今後、あなたが、心から人への労わりを持てるのであれば、
（他人に起きる事を我が身に起きる事のように、痛みをきちんと感じて、
自分が相手にそういった目に遭わせない様に心がけられるようになるならば、）
あなたの道が、今苦しくあろうとも、将来的に
あなたの反省した心をきちんと見抜いて助けてくれる人が必ず出てきます。
やがて秩序の中でも、あなたが伸び伸びと振舞う事が出来るようになります。

今も味方が居ないわけではないのですが、
助けるには、あなたの心からの反省と、過去の行いへの決別が必要なので、
あなたには相手からの要求が息苦しく感じられて、自ら避けていると思われます。

就職活動において、上手く行かない理由は、
あなたの覚悟にあると考えられます。
相手に対して心を開かなければ、相手は受け入れてはくれません。
雇う側が自分を雇いたいと思えるように、態度をきちんと正して下さい。
（書類選考を除いて、他者との違いは、態度でしか見せられないと思って下さい。）
（書類選考で落ちているものについては、
あなたの仕事選び職種選びが原因の可能性が高く、
やる気が伴わない状態で選んだためミスマッチがあると
考えられます。）

特に今後は、あなたに対して「責任感」というものが問われますので、
この人になら仕事を任せても安心できるといった態度や雰囲気が望まれます。

また、以前お勤めの会社でのパワハラは、今後も受ける可能性があります。
それを受けにくい体質にするには、
どんな人にも礼節を持って接する事。（得に苦手な相手には）
人に上下をつけない事。（人を馬鹿にしたり裁く人は、人から馬鹿にされたり裁かれます。）
少なくとも、相手に弱みを見せない事。（人前で感情をあらわにしないなど。）
を行なうと、いじめても、効果が望めないと相手が思って、手を引いていきます。
それらを今後きちんと実践出来るように訓練が必要と思われます。

一人で頑張るにも、人に合わせていくにも、
自分自身を支える覚悟が足りない状態にあります。

まずは、どの道を選ぶかを決めて、
決めたのならば、振り返らずに、一念発起して進むしかありません。

どちらにせよ、信用できるたった一つのものは、自分自身にあります。
人を見る目も、何かを判断するのも、自分次第なのです。
人に託さず、人は声援をかけているだけと思って、自分の感覚を頼りに生きる事。

精神が強ければ、どんな道でも生きようと思えば生きられるのが本来人間の姿です。
でも、それだけでは限界があります。（一人で出来る範囲はとても狭いものです。）
精神的な強みを持たないのであれば、
人同士が支えあう事を無視するわけにはいかないのです。
（ただし、当たり前に人に必ず助けてもらえるというものでもありません。）

自分自身が努力し続ける中に、その姿を見て、ご褒美のようにたまに良い事がある。
そのぐらいに考えて、自分の事は自分できちんと責任を取る必要があるのです。


最後に
自分の本当に好きなものを見つけたり、
興味や気力を取り戻す事が出来るのは、
自分に後ろめたさや、偽りが無い状態のときに限られます。
人に対して不義をして、それを気にしている状態では難しいのです。

あなたが本当に、人生を立て直したいのであれば、
秩序から外れたまま一人で頑張って強くなる事よりも
過去の自分が、人に対して嫌な思いをさせた事を
全て戒める方が、容易く出来る事なのです。
晴れやかに人生をやり直し、大手を振って世の中を歩きたいのであれば、
これを選ぶ以外には、ありえないと思って下さい。

今は、自分を戒めながら嵐が過ぎ去るのを待つ。
それに徹する。黙って試練に耐える事が、
あなたに「耐える心」＝「強さ」を育ませ、
将来のあなたを作り変えます。

困難を避けてばかりいても、
強さはいつまでも身につかないものなのです。
弱さは自分ばかりでなく、
時には他人も巻き込んで傷つけてしまいます。

身に着けた強さは、自分を助けるために、
ひいては人を助けるためにお使い下さい。
（自分が助かるために、誰かや何かを犠牲にしなくて済むように。）
自分を自力で支えるだけの、強さを持って下さい。
今回の事をバネにして、
過去に縋ったり、美化しないようにして下さい。
辛い思いは、一度で十分です。

（長谷川能子） 占い師

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