40代独身女性です。職場の10歳年下の男性を好きになってしまいました。
数カ月前の人事異動で、彼は私と同じ部署に配属になりました。立場的にはほとんど同僚といったポジションで、いつもは敬語ですが、みんなで食事時に行く際などはかなりフランクに接してくれます。
彼のことは異動前から知っており、もともとタイプの外見ではありましたが、10歳も年下なので付き合いたいとまでは思いませんでした。しかし仲良くなってみると、同年代とおなじように会話ができることや、落ち込んでいるときにさりげなく気遣ってくれる優しさや、共通の趣味で楽しく会話できることなどから、すっかり彼を好きになってしまいました。
まともに自分から好きになったこと自体も数年ぶりです。今回たまたま同じ部署になったことも運命なのかなとまで思ってしまいます。
とはいえ、アプローチはできないのが現状です。10歳差という現実や、恋愛下手な性格から、自信も持てずにモヤモヤするばかりです。彼にとって私はどんな存在なのでしょう?
(なつこさん・40代・仮名)
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瑞鳳殿澪占い師:
「———彼とのご縁は、かなり深いです。あなたにふさわしいお相手でしょう。」
はじめまして、なつこさん。すでにお話しを聞きながら霊視させていただいておりますが、なつこさんは責任感があり、能力重視、そしてお世話になった人に尽くすお気持ちがお強い方ですね。
ストイックな一面から「ご自分の成長」にフォーカスを当てがちですので、恋愛面ではお相手に求める前にご自身で努力なさる部分があるのではないでしょうか? なかなか素直に甘えられず、男性とのキッカケがつかみにくいこともあったようですね。
でも、なつこさんはその姿勢で努力を続けたので、最近は成長を遂げた実感から、毎日に達成感や余裕がでてこられたのではないでしょうか。今は、あなたの魅力が伝わりやすい時期のようですね。ですから、あなたにふさわしいお相手が登場したのでしょう。実際、彼とのご縁は、かなり深いです。
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みゆきさん:
「そうですね、最近はずっと資格の勉強に燃えていて取得までできたので、満ち足りた日々でした。ですが恋となると久しぶりすぎて、何をしたらいいかわかりません。もう一生しないかも、って思っていたくらいです。」
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瑞鳳殿澪占い師:
「———彼の魂を呼び出してみましょう。」
彼の魂を呼び出して、会話をさせていただきますね…。
—なつこさんをどう思っていらっしゃいますか?
「真面目な女性、落ち着いていて…。異動してきてすぐ、自分の姉に似た横顔を見てびっくりした。」
—なつこさんには、ずいぶんとフランクな態度もおありなようですが?
「仕事も出来るし、気づかいも上手な女性なので尊敬している。姉と会話している気分で、つい楽しく話してしまうかも。先輩だし礼儀正しくしようと思う、でも彼女をもっと知りたいから親密になりたい。2つの気持ちがあって、うまく話せないで困っている。」
—なつこさんには恋心は?
「自分みたいな年下がそんな思いを持って良いのか、正直戸惑ってはいる部分はある。でも、なつこさんを毎日見ていられるだけで幸せかな。本当は彼女の様な女性がそばにいたら、仕事も理解してくれているから、もっと自信がつくかもとは思う。」
—今、他に彼女は?
「今はいない。仕事を頑張る時期かと思うから、浮かれている時期ではないかと思ってる。でもなつこさんは優しくて、応援して欲しいから、もっと近い仲になりたいのは本音。」
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みゆきさん:
「彼にも、お姉さんに似てると言われたことがあったので…びっくりです。好かれてはいるようですが、現実的には恋愛対象といえるんでしょうか?」
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瑞鳳殿澪占い師:
「——憧れが先行しているので慎重になっているけれど、もちろん恋愛対象です。」
今の会話のとおり、恋愛対象ですよ。ただし、あなたに憧れがありすぎる彼は、しばらくはこの関係を変えようとする勇気はなかなか出ないようですけどね。
あなたの人柄や真面目さから、一時の相手ではなく「お嫁さんにしたい女性」とも考えられていらっしゃるようなので、むやみなアピールは今後もしないでしょう。
ちなみに、彼は年齢差は気にしていませんよ。パートナーと決めた限りは、守りたいお気持ちから“どんな障害からも嫌な思いはさせない”男気さえあるようです。ご両親さえ説き伏せる姿を感じます。
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みゆきさん:
「私は自分からのアプローチはどうしても苦手なのですが…こんな調子で実際進展には結びつくのでしょうか?」
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瑞鳳殿澪占い師:
「———未来透視だと、来年の4月に距離が一歩近づきます。」
先ほどの会話の際に、同時に未来透視をさせていただきましたが、来年の4月に、彼の昇進があり、そこでお二人が急接近している様子が視えます。ただしこれは、なつこさんからも何かしらのアプローチを行っていった場合ですね。何もせずこのままであれば、進展は相当先になるでしょう。
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みゆきさん:
「それはすごく…モヤモヤしますね。頑張れるか自信はないですが、どうアプローチを行ったらいいでしょうか?」
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瑞鳳殿澪占い師:
「———毎日声をかけていくだけで、未来は違うものになっていきますよ」
来春を目指して、なつこさんから彼に声をかけてみるだけでいいのです。最初は彼の仕事の話の聞き役を担ってあげてることから始めましょう。すると、だんだんとなつこさんなりのアドバイスをする場面が増えてくるでしょう。彼は大好きなあなたからのアドバイスなら喜んで聞き入れることでしょう…。そんな日々の信頼の積み重ねが、お互いの“モヤモヤするだけの恋”という壁を取り払ってくれます。そう遠い未来の話ではありませんよ。
彼の好意は先ほど申し上げたとおりですから、不安に思うこともありません。お互いが信頼を積み重ねていくと、愛も確信に変わっていきます。慎重な彼も徐々に恋愛としての行動を起こしたくなっていきますよ。
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みゆきさん:
「それならできるかもしれません。頑張ります!」